UNLIMITED




「う・・・・あんっ・あっ・あっ・あっ・ああっ」

男と女の情事を示す、淫靡な音色。

―――――それと、同時に。

気だるげさと快楽を伴わせた、甲高い声が両耳に入って来る。

大人の階段を昇りつつある、この身体は。

角度を変えれば『少女』でもあり、『女』でもあった。

背後から己の肉棒が少女の秘部を、激しく出し入れする度に。

こちらに向けられた白く二つの容良い丘陵に当たる為、パンパンと乾いた音が室内に響く。

荒い息を整えつつ、視線を下へとずらせば。

肉棒にはねっとりと、『蜜』が絡みついていた。

その『蜜』は留まる事を知らず、透明な糸を引いて布団へ辿り着く。

顔を上げて今度は、快楽に身を委ねている少女に目を向けた。

布団に顔を押し付けて、両手はシーツを鷲掴みにしている。

前後に身体は揺さぶられ、細く綺麗な髪は八方へ乱れきっていた。

白い陶磁の様な肌が、仄かにピンクに染まり。

うっすらと開かれた瞳からは、頬に掛けて一筋の光が描かれている。

嬌声を上げていた唇は、涙声で途切れがちにオレの名を呼んだ。

「はあっ・あっ・んっ――――ぎ・・・・ん・・・・ちゃ・・・・も・・・・う」

―――――もう、許して。

きっとこの後は、そう続くんだろうと思った――――が。

オレは少女に、覆いかぶさり。

その言葉を無視するかの様に、更に律動をヒートアップさせる。

秘部を侵入する肉棒の先端は、奥の硬い部分に当たり。

徹底的に攻めれば、先程よりも大きい声が奏でられた。

「――――はあっ・あっ・あうっ・あっ・あっ・あっ・あっ・あっ・んあっ」

内部が強く締められ、さっきよりも感覚は強烈になる。

絶頂の路に、引きずられそうになりながら。

唇を噛み締め――――ただただ・・・・ひたすら、堪えた。

額から幾筋の汗が、顎まで滑り落ちる。

「――――――――」

無意識に口元にある、少女の項に強く吸い付き。

小さな赤い花弁を、新たに咲かせる。

少し離れた場所には、先程付けた複数の花弁達。

・・・・・許して―――――だって?

思わず唇の片端が、上がった。

そりゃ無理な話だろ?お前はオレの性格を、熟知してる筈だよな?

案外こう見えて、結構。

『疑り深い』・『嫉妬深い』

――――――って事。

なあ?お前2日前、志村家に泊まるって言ったよな?

おかしくねえ?新八やお妙からは、『泊まってません』の言葉が返って来たぜ?

・・・・・じゃあ。

お前は一体――――この2日間、『何処』にいた訳?

此処に戻って何事も無い様に、普段通りに接して来たお前に。

オレの疑念は、膨らむばかり。

折角静かに問い質してやったってのに、お前は白を切りとおそうとした。

―――――下手なんだよ、嘘つくのが。

もしかしてこの2日間、知らない所で何処ぞの野郎に逢ってたんか?

それとも知ってる奴?ひょっとして沖田君?マヨラー男?

まさかオレ以外の男に、抱かれたりした訳?

まだ――――14・5歳の娘の癖して。

・・・・・・どうしてくれんのよ?妄想が止まらねえよ。

その口から真実が語られないなら、身体で聴くしかないっしょ?

お前が『本当の事』言うまで――――止めないよ、オレは。

例え泣こうが、懇願しようが・・・・絶対に。

覆い被さっていた身体を起こし、律動を一旦止める。

肉棒を包み込む赤い果実は、ひくひくと蠢いていた。

一時の休息が訪れた為か、はあはあと身体全身で息をする少女。

乱れた息を整えようと深呼吸をし、冷めた声で問い質す。

「――――話す気になったか?」

「はあ・・・・あっ・・・・はあっ・・・・うっ」

布団に押し付けていた顔を、正面に向けて。

オレから少しでも逃れようと、シーツを掴んで身体を前にずらそうとしている。

もう何回も絶頂へと送り出され、体力的にも精神的にも限界を超えているのだろう。

「・・・・・・・・」

―――――だが。弁明しようとする意思すら、見られない。

何よりも腹が立つのは、逃げようとした事だ。

そうはさせじと肉棒を引き抜いて、素早く腰を掴んで4つんばいの身体を仰向けにさせた。

「――――あっ!」

咄嗟に両腕で両膝を押さえ込み、M字にさせて閉じようとする行為を阻止する。

両手に伝わる、膝からのガクガクとした震え。

オレを見つめる2つの碧眼は、涙で潤んでいた。

その表情は、更に煽るだけなのに。

顔を近づけ、桜色の唇に触れる。

固く閉ざされた唇を舌でねじ開け、進入させ絡ませた。

「ふうっ――――ん」

苦しそうな声を上げながら、オレの舌を受け入れる柔らかな口内。

唾液と唾液が混ざり合い、お互いの唇の隙間から銀の糸が滴り落ちる。

右膝を固定していた手を、上半身に這わせて小さな丘に到着させ。

円を描くように揉みしだきながら、人差し指と中指でピンク色の尖りを挟む。

「―――――んんっ!」

訪れた刺激に、少女の身体は大きく振動した。

尖りを集中的に攻め立てれば、徐々に硬さを増していく。

もう耐えられないと言った態で、オレから無意識に唇を離すと。

顔を仰け反らせて腰を左右に振りながら、嬌声を上げた。

「あっ・んっ・ああっ・ふっ・ん――――」

そんな淫らな姿を視界に入れながら、もう片方の手も同じ様に動かせば。

2つの頂点を指で執拗に愛撫され、少女の声は更に甲高く鳴り響く。

指での攻撃を止めて硬く尖った蕾を、口に含み蹂躙を繰り返す。

上下左右に舌を躍らせて、時には軽く歯を立てた。

「んっ・・・んんっ・あっ・あっ・ああっ――――」

気の済むまで2つの丘陵と尖りを攻め抜き、一度身体を起こして。

両肩で呼吸をし、荒い息を口から吐き出す少女を見下ろした。

とろんとした碧眼は、焦点が定まっておらず宙を見ている。

どこ見てんだ――――――オレを、見ろよ。

上半身から下半身へと手を移動させ、先程己の肉棒で散々責め立てた秘部へ。

中指を筋に沿って滑らせれば、指先に白い『蜜』が付着する。

「・・・・ふっ」

少し熱を持った果実は、指の動きに合わせてひくつき始めた。

宙を見ていた蒼い瞳は、再びオレを映し眉間に皺を寄せる。

秘部の上部で包皮に隠れ潜む、小さな芽を指の腹で軽く撫でると。

「―――――っ!」

身体を弧の様に仰け反らせ、贅肉の無い腹を激しく上下させた。

オレは逃げられない様に、片腕で腰を押さえ込み更に刺激を加える。

中指を細かく振動させ、しつこく芯芽を責め立てれば。

「あうっ!ああっ・やっ・・・あっ・あっ・ぎん・・・・はあっ・あっ!」

頭を激しく左右に振り、嬌声を上げ快楽に溺れ始めた。

それを皮切りに振動させてる中指を、親指の腹に変えて再び中指を内部に侵入させる。

―――――途端、とろりと大量に透明な『蜜』が中指を覆い尽くす。

少しだけ動かせば、ちゅぷっと言った水音。

『蜜』は溢れるに飽き足らず、糸を引きシーツに辿り着き透明な染みを描いていた。

「ふっ・・・・あう!あっ・はっ・やっ・ああっ・あんっ・あっ」

親指の攻撃に内部では、中指を締め付ける様に収縮を繰り返し始める。

指での愛撫を止めて引き抜き、態勢を整え秘部に顔を近づけて。

そっと舌を出し、少し赤く腫れた芯芽に触れた瞬間。

再び大きく少女の身体が反応したので、両腕で太腿を抱え込む。

勿論、逃がさない様に。

円を描くようにしながら、捏ねくり回す。

「――――ひっ!うあっ・ああっ・あんっ・あっ・あっ・やあっ!」

オレからの攻撃をどうにかして逃れようとするが、身体が固定されてるので徒労に終わる。

包皮に隠れていた芽は、刺激を受けて少しずつ顔を出し始めた。

固くなりつつある芯芽を今度は鼻先で刺激しながら、舌を内部に入れてみる。

舌先に溜まる『蜜』は、留まる事を知らない。

お陰でオレの口の周りは、既に愛液に塗れていた。

それを掬う様にして、再び芯芽に擦り付け。

完全に固くなった芽に、更に刺激を与えて――――何度か甘く噛めば。

「あああああああ―――――!」

先程よりも大きく弧を描き、少女の身体は仰け反った。

すかさず中指を内部に進入させたが、絶頂に達した訳ではないらしい。

甘噛みを止めて、今度は思い切り吸う。

「ひっ――――あああああ!」

さっきと同じ様な反応を示し、身体を布団へと戻す。

舌の動きを続けたまま、内部にもう1本の指を挿入した。

指を迎え入れた中はひくひくと蠢き、ぬるりと生暖かい。

二本の指を激しく出し入れすれば、きゅっと締め付けが始まる。

「あっ・ああっ・んっ・あうっ・もっ・・・・やめっ・・・・あああっ」

指を裏返し第2関節を曲げ、今度は内部の天井を擦る様に動かす。

ぬちゅぬちゅと淫らな音が、室内へと響き始める。

「―――――ああうっ!ひあっ・あっ・あっ・ああっ・あっ・はっ・あう!」

芯芽を責められ、内部のピンポイントを責められて。

少女はオレの頭を両手で掴み、華奢な身体を何度も大きく揺らした。

指を包んでいた内部は、今まで以上に強く何度も締め付けを繰り返す。

・・・・・どうやら絶頂に、達したらしい。

収縮が収まり、ぱたりと布団に寝転ぶ少女。

身動き一つ感じられなかったので、口元の液を拭いながら身体を起こしてみる。

全身に大量の汗を掻き、ぐったりと四肢を広げていた。

「―――――気ぃ・・・・失ったか」

そりゃそうか、何度も逝かされちゃあな。

普段のオレなら、此処で身を引くんだが。

今夜は―――――そうも、出来ねえな。

まだお前の事を、許しちゃいねえんだから。

伸ばされた両足を、己の肩に乗せて。

反り返った肉棒を、右手で掴み。

『蜜』で溢れた果実の内部へと、ゆっくり挿入させた。

どんなに絡み合っても―――――まだまだ、刻み足りない。

なあ?どうして、ここまでオレがすると思う?

それだけ、お前を想ってるって事なんだぜ?

お前はオレだけのモノ―――――そうだろ?

他の野郎なんかにビタ一文でも、触れさせたくねえんだよ。

オレの・・・・・お前への想いは。

『無限大』なんだから。











※えらくシリアス調になってしまった様な・・・・・・・。
まあたまには、こんな話も良いかなと思ったのですが。
なかなか思う様な大人話が書けやしねえ・・・・・ORZ

文中の銀さんの性格を示す『疑り深い』&『嫉妬深い』は、あくまでも管理人の想像です。
ああ見えて、好きな女性にはめっさ拘束しそうなイメージがあるんですよね。←此処では勿論、神楽ちゃんですが。
ただ表には出さないだけで、内心で四六時中気に掛けてたりして。
銀さんに嘘をついた神楽ちゃんですが、一体彼女は2日間何処に行ってたのでしょうか?←おい。
その所為で銀さんから、お仕置き?喰らってますが。
皆様のご想像にお任せします。

この様な駄文に目を通して下さり、真に有難うござました。

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